40代女性のてくてく

ハイキングが主。アフェリはしてません。

青ヶ島1人旅 No.2


4泊5日の間、晴れたのは1日のみ。

土砂降りの雨が1日、他は曇り空。

唯一晴れた日にてくてく歩く。

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ちなみに“ここから”までは宿の女将さんが車で連れて行ってくれた。

トンネルに入らず、脇の歩行者しか通れない道を選択。

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落石や倒木で歩行者オンリーの意味を理解。

というか、この倒木状態は歩行者でもヤバい。

そんな状態にワクワクしながら下っていくと丸山が近づいてくる。

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下まで降りると丸山をぐるっと回ってキャンプ場入り口を目指す。

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丸山の外周はこんな感じ。道は舗装され歩きやすいが影が無いので夏場はキツそう。

女将さんが『キャンプ場への入り口は看板があるけど草の中にあって見えずらいから気を付けて!』と言われてて、歩きながら見逃したんじゃ無いかと何度も不安になったが、アレは車なら見つけられないと思う。


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目的地に到着!地肌からは湯気が上がっている。硫黄の匂いはなかった。

 


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ここまでの歩いたルート。

約3.07km。平均速度4.62km。

のんびり写真を撮りながら歩いたので40分程かかった。高度の見方は分からず...要勉強。

 

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窯に食材をセットして蒸してる間に鉢を歩く。

 


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途中の岩からも湯気が...

またものんびりてくてく歩く。

 


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途中から遊歩道か?と思いながら、スカイリム(ゲーム)世界を思い出しながら1人ニヤニヤしながら歩く。薬草全部取っちゃうぞ〜!的な。

余り傾斜はなく歩きやすい。

また誰かとすれ違う事もなく、ひたすら草を踏んで歩く音と鳥の鳴き声、私のゼーゼー呼吸音だけが聞こえるだけ。

青ヶ島には蛇がいないとのこと。だからこういう藪も安心して歩くことができる。

ここの画像を同僚に送ったら『ジャングルに行ったんっだっけ?』という返信が。いや、離島だ。

 


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たまに開けた場所にでる。風が気持ちいい。

遠くに海が。島中あちこちからもっと大きな海が見えるので有り難みは無い。

 

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大島桜を見つけたり。(ソメイヨシノは島内見つからなかった)

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約2.16km。平均速度3.77km。約35分。

出来上がったランチは蒸しすぎて、普通の茹で卵に…。

帰りは蒸し場で合った同じ宿の1泊のみの観光客のレンタカーに乗せて頂き、行きに下ろしてもらったトンネルのとこで下ろして貰う。

早く宿に帰っても時間が余ってしまうから。

ここからは集落をてくてく。


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観光牧場まで足を延ばす。青ヶ島は風が強いのか島内で見かけた牛舎が全てコンクリートで出来ていた。そんな環境の中、こんな吹きっさらしで放牧されてる牛さんはきっと強い!!

そんな牛さん達、牧場主さんが軽トラできたら一斉に立ちあがろうとしてたのが可愛かった。私には視線を合わせるだけで、プンとシカトしてたというのに...

その後、一度宿に戻り、再度大凸部へ登る。


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今日歩いた場所を一望し、のんびり寝転がって休憩。誰もいないって幸せ〜♪

30分ほどダラダラし、このまま夕陽の写真を狙おうかと思ったけど、まだ14時。3時間待つのは無理だなとすぐに諦めた。

 

最終日、朝食前に三度大凸部に登る。

朝日の写真を撮ろうと思っていたのに寝坊してしまった!急いで登る。


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ま、間に合ったのだろうか?

外輪の事をすっかり忘れ、5時ごろには起きて登ろうと思っていた私。(画像は6:30頃)

相変わらず雲が多いけど、爽やかな朝、澄んだ空気、鳥の鳴き声でこの4日間を思う。

 


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3度も登った大凸部。何度もこの風景と道を歩いた。行きはゼーゼーしながら、帰りは清々しく。

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途中、何気なーく鶏舎がある。誰もいないから鶏に挨拶をしてた。(この距離で)

鶏舎が背にしてるのは海側。それだけ風が強いという証拠だと思う。

 

他にも役場のサイトに載ってる場所は一通り行ってみた。あ、港だけは行かなかったな。

ひたすらTV越しに見てただけ。


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←最終日  前日→

前日の左上の港画像にちょこっと載ってるが、期間中一度だけ船がきた!テンション上がって荷下ろしなどの動画を撮ってしまった。

これ、部屋にいる間はずーっと見てたな。

あ、いま私写ってるなとか、観光客が参拝にきたなとか。港の夕陽もこれで見た。

 

4泊5日の始まりは八丈島行きの飛行機が飛ばないかもしれないというANAからの前日お知らせで心が折れそうになるところから始まったが、心穏やかにのんびりと過ごす事が出来てとても幸せだった。

セカセカと動き回る事に疲れた人には是非少し長い日程で青ヶ島に訪れる事をお勧めしたい。

何もしない日があるって幸せですよ!